こんにちは。
水は人間の生命維持に必要不可欠であり、
美容や健康、ダイエットなどの効果も期待できます。
しかし、そのような効果を得るためには、どれくらいの水を摂取すれば良いのでしょうか?
今回は、人間の体における水の働きとさまざまな効果、
適切な摂取量と飲むタイミングについて解説します。
水を飲まなかった場合にはどうなるか
人間の体の多くを占める水分ですが、水を飲まなかった場合、体にどのような影響が起こるのでしょうか?
水さえあれば食べなくても1ヶ月程度生きられるが、
水なしでは4、5日しか生きられない
水さえあれば、人は食事をしなくても1ヶ月ほど生きることができますが、
全く水を飲めない場合、約4~5日で深刻な脱水症状によって生命維持が困難になります。
水は一部が血液となって体内をめぐることで、細胞に栄養や酸素を届ける役割があります。
つまり、水を飲んでいれば血液の量が減ることがなく、生命活動を維持することができるのです。
1%の損失でのどの渇き、2%の損失でめまいや吐き気、
10%の損失で筋けいれん、失神、20%の損失で生命の危険に。
体内の水分が、わずか1%減るだけでのどの渇きを感じ、
2%に達するとめまいや吐き気、食欲減退など、脱水による症状が起こります。
そして、10~12%の水分が減ると、筋肉のけいれんや失神が起き、
20%を超えると心臓や腎臓に影響を及ぼし、呼吸器不全などで死に至ることもあるのです。
水の必要性と働き人間が生きるために必要な水ですが、体内では次のような働きを担っています。
水は成人の体の50~60%を占め機能維持のためには不可欠
成人男性の場合、約60%の水分によって体が作られています。
体重60キロと仮定すると、体内の水分は36キロになることから、いかに水分が多いかがわかるでしょう。
ただし、女性は男性と比べると脂肪の量が多いため、体内の水分は約55%とやや少なくなります。
高齢者では約50%とさらに水分が少なくなります。
生命維持のための水の働きには大きく3つの働きがある
体内の約半分を占める水分は、人間の生命維持のために、
物質の溶解、物質の運搬、体温調節という重要な働きをしています。
今回で、水の必要性を共感出来たらと思います