こんにちは。
健康への関心が高まり、一躍有名になった「リコピン」。
トマトの赤い成分、というのは知っているけれど、どんな効果があるのかは分からない…という方も少なくないのではないでしょうか。
リコピンとは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドのひとつ。
β-カロテンなどの仲間といえば分かりやすいですね。
リコピンはそのカロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、同じく抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上!
健康や美容の面からも、さまざまな効能が期待されているのです。
そんなリコピンを、ぜひ積極的に取り入れたいものですが、効率良く摂る方法はあまり知られていないので、ご紹介します。
リコピンは油と一緒に摂ると吸収率アップ
リコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップ!
リコピン摂取の点から考えると、利にかなっているのがイタリア料理。
トマトにオリーブオイルを合わせるカプレーゼなど、おいしく食べる調理法がたくさんありそうです。
トマトは生より加熱して食べましょう。
リコピンは、加熱により吸収率が高まるので、トマトソースや、シチュー、スープなど、加熱調理して食べるのがおすすめです。
栄養満点“朝トマトジュース”が効果的実は、リコピンは「いつ摂るか」も重要なのです!
「トマトジュースを飲むとき、朝昼晩どの時間帯がリコピンの吸収率が良いか」と試験研究(カゴメ)をしたところ、
朝がいちばんリコピンの吸収が良いことが明らかになりました。
リコピンを効率良く摂るのにおすすめなのは、
朝食時にトマトジュースと牛乳を組みあわせること。
リコピンは牛乳との相性も良く、カルシウムも摂取できて吸収もバッチリ。
牛乳をかけたシリアル+トマトジュースは、手軽な上に効率的なメニューといえそうです。
最後に強い抗酸化作用で体の調子を整えてくれるリコピン。
効率の良い食べ方を取り入れて、トマトのリコピンをおいしく摂りましょう