こんにちは。
仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないでしょうか。
また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いないです。
もう眠りで悩まないための、ぐっすり睡眠術をお届けしましょう。
一日の疲れを取り、翌日もバリバリ仕事をするためには、何よりもぐっすり眠ることが大事。
そのためには「寝具」選びも大切になって来ます。
たとえ短い時間であっても、ソファでうたた寝するより、きちんとベッドに入って眠ったほうが疲れが取れます。
それは多くの人が経験していますよね。
寝具の基本は、枕、敷き布団、掛け布団の3点。
それぞれの役割を備えた寝具を“正しく選ぶ”ことが、いい眠りを取るための条件です。
枕は「頭を乗せるもの」ではない
自分に合った枕を選ぶというのは意外に難しく、枕が変わると眠れない」という言葉もあるように、睡眠の質に大きく影響しています。
よく眠れないという人は、枕を見直してみるのもひとつの方法です。
枕についての一番の誤解は単に頭を支えるものだと思っていること。
枕は頭だけではなく、首も支えるものなんです。
つまり、頭だけ乗せて首を浮かせるのは間違いです。
肩まで枕に触れるようにして、頭と首をしっかり枕の上に乗せる。
そのためには、ある程度の大きさが必要です。
実際、最近の枕は大型化が進んでいます。
そのくぼんだ部分に後頭部をはめ込むイメージです。
中央がくぼんでいると、首から後頭部にかけて枕がフィットしやすいです。
硬さも気になるけれど、枕で最も大切なのは高さ。
最近は後頭部と首のカーブを測り、それぞれの人に合わせて作るオーダーメイドの枕も人気があります。
市販の枕を選ぶ場合も、自分に合った高さを知っていると選びやすいです。
壁や柱に肩甲骨をつけて、少しあごを引いて後頭部はつけない。その姿勢で、後頭部のでっぱり、首のくぼみが、それぞれ壁や柱から何センチ離れているかを測り、目安にするといいでしょう。
数値は人それぞれですが、大まかには首の部分が5~9㎝、後頭部が2~6㎝程度です。
素材はそばがらやパイプなど硬いものから、わたや羽毛など柔らかいものまでありますよね。
基本的には好みで選べばいいのですが、柔らかい枕は沈み方が大きくなる場合もあるので、実際に試してからの購入がお勧めです